2019年7月31日水曜日

美しいエイジングのデラックス


バランスの取れた個性が独特な世界観を生む

デラックスの中では初期のモデルに属する9金無垢クッション・ケースと、文字盤のデザインとが異彩を放つ今回のスミス。各部に目を向けると様々な個性的なエレメンツが強烈に主張しているのが分かります。スクウェアなクッションケース、内側に弧を描くミニッツ・インデックスなど際立った個性は全体に見事なバランスを見せ独特な世界観を構築しています。また、貴重なスミス・デラックスのオリジナル・ボックス付きというのも大きな魅力と言えるでしょう。

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■良い雰囲気を生み出したエイジング
文字盤には60年以上の年月を生き抜いてきたエイジングが見られますが、それが、美しい大理石のような自然が作り出した模様のようにヴィンテージウォッチらしい独特な表情を生み出しています。




■刻印のない美しい裏蓋
BWC社製の9金無垢クッション・ケースの裏蓋には、刻印はなくプレゼンテーション・ウォッチとして使われていた時計ではないことが分かります。





■裏蓋の内側のホールマーク
裏蓋の内側には、BWCの刻印があり、ロンドンのブリティッシュ・ウォッチ・カンパニーというケース・メーカーの製品であることが分かります。375は、純金である24金の37.5%、つまり、9金無垢であることを表しています。その上部にうっすらと見えるのはイヤ・マークで1954年製造であることが分かります。



■美しいチラネジ付きの振り子
周囲にチラネジと呼ばれる小さな錘の役目を担うネジが付いている振り子。見た目のヴィンテージ・ウォッチらしい美しさが魅力ですが、実際のバランスをこのネジの調整で行っている極めて繊細な部品といえます。



■デラックスのオリジナル・ボックス
この時計にはメーカー純正、レザー貼りのプレゼンテーション・ボックスが付属しています。金属製のオープナーを押して蓋を開けると内側にはスミス・デラックスのロゴ・マークが金箔押しされたライニングが現れます。当時、フラッグシップ・モデルであったことが頷けます。








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2019年7月30日火曜日

銀無垢スミスの希少モデル!


簡単にはお目にかかれない希少モデル

戦後のスミス腕時計には極めて少数のバリエーションながら銀無垢モデルが存在しています。そして、そのほとんどは、ICI(インペリアル・ケミカル・インダストリー社)のプレゼンテーションモデルです。1940年代の銀無垢ケースのスミスにもICIの刻印のある1215が生産されていましたが、文字盤のデザインはすべてインデックスがアラビア数字でこのモデルのような金メッキの半円形のインデックスが施されたモデルはありません。つまり、この銀無垢1215腕時計は滅多にお目にかかることの出来ない、超希少モデルと言えます。

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■ピンときたらお見逃しなく
銀無垢ケースのスミスをお探しの方にはまたとないチャンスだと思います。個体数の少ない銀無垢スミス1215腕時計の中でも最も希少性の高いモデルです。それに加えてコンディションが際立っています。SMITHSのロゴだけのシンプルで最もスミスらしいデザインの腕時計と言えるでしょう。


■竜頭の形状が戦前を感じさせます
竜頭は微かなエイジングが見られますがオリジナルのオニオン型の極めて個性的なデザインです。1930年代までの腕時計には懐中時計の名残でこのような形状の竜頭が良く使用されていましたが、戦後に生産されたこのモデルに使用したのはスミスのトラディショナルを重んじたセンスと言えるでしょう。


■裏蓋内側のホールマークス
英国の名門ケースメーカーのデニソン社製の銀無垢3ピースケースの裏蓋内側にはいくつかの刻印が刻まれています。DENNISON社のロゴ、錨のマークはとライオンはバーミンガムの税務署を示し「X」は1947年のイヤーマークです。ホールマークスはもともと課税対象であった金、銀、プラチナ製品に製造時、納税の証として刻まれた刻印です。今では製品の製造年を示す大事な手がかりとなっています。下の「ALD」はデニソン社の創始者、アーロン・ラフキン・デニソンの略です。Denisonはアメリカ人でしたが英国バーミンガムに渡り優れた時計ケースメーカーを設立。ロレックスやオメガなどにもケースを提供していました。

■ニッケルメッキのムーブメント
モデル名「1215」の由来となった1215キャリバーは戦後初のスミス自社工場(英国チェルトナム)で生産された、100%英国製のムーブメントです。また、デラックス、アストラルなどに搭載された15、16、17、18石Cタイプの基礎となったスミスのヒストリーに重要なモデルです。1950年代初期までの個体にはSMITHSのロゴが入ります。

■真鍮製の振り子が美しい
1215の銀無垢モデルに搭載されているムーブメントを構成しているメインの真鍮ダイキャスト製部品にはすべてニッケル・メッキが施されており全体にシルバーの色調で統一されています。しかしチラネジ付の振り子は、あえて真鍮色を残しており美しいアクセントとなっています。








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2019年7月28日日曜日

完璧なコンディションのデラックス


昨日、工場から出荷されたようなデラックス

今回、紹介させていただくスミス・デラックスは工場出荷時の外観、そして、精度と信頼性を保った、ほとんど未使用といっても良い状態の個体です。残念ながら、ベルトはオリジナルのものが付属しておりませんでしたが、より魅力的な本リザード革の最高級品を装着いたしました。新品の1964年デラックスを手に入れたようなお気持ちでご使用いただけることでしょう。

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■特筆すべきコンディション
ウォッチギャラリー・ビッグベアーでは、状態の良いスミスを英国より輸入して、消耗部品を新品のデッドストック品と交換の上販売させていただいております。このデラックスは、そんなミント・コンディションの個体の中でも際立って美しいデラックスです。



■竜頭もオリジナル
竜頭は時計の部品の中で最も酷使されるパーツといって良いでしょう。そんな竜頭がオリジナルで、なおかつ、このような極めて美しい状態を保っていることは、この時計が、ほとんど使用されていなかったことを物語っています。




■裏蓋には美しい刻印が
このデラックス・モデルのほとんどはBR(British Railways)社のプレゼンテーション・ウォッチとして使用されました。その証が金無垢ケースの裏蓋にある、美しい刻印です。これも、この時計の重要なヒストリーと言えるでしょう。





■本リザード革の新品ベルト
この時計は、まるでデッドストックのように美しい、そしてメカニズムも素晴らしい状態を保っています。しかし、ベルトは入荷時に付属していませんでした。そのため、本リザード革の最高級のベルトを装着し、新品当時以上の上質なスミス・デラックスに仕上げました。



■9金無垢ケースはスミス自社製
裏蓋の内側にあるSCWの刻印はスミス・クロック&ウォッチカンパニーというスミスの自社ケース工場で生産されたケースであることを示しています。






■ムーブメントは熟成された後期モデル
1215でスタートした15石ハイクウォリティー・ムーブメントは年を追うごとに熟成され末期モデルには振子のゼンマイの起点を変えるためのアジャスターやショックプルーフが付いた極めて高品質なキャリバーに進化しました。





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2019年7月23日火曜日

魅惑のブラック文字盤デラックス



無彩色のブラックだからこそ見える色彩

様々なバリエーションのあるスミス・デラックスの中でブラック文字盤のモデルは、このモデルの他には2種類のみと極めて希少といえます。その文字盤がブラックであるということで、レンズの表面に映し出された、幾つもの波長の異なる光は、まるで黒真珠のように、その色彩を主張します。身に着けたこのデラックスの、その漆黒の文字盤は、本来持っていなかった、映し出された色を操ることになるのです。夜空に描き出されたオーロラのように…。

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■ブラック&ゴールドの世界観
極限にまで目立たないダークなブラック・ダイアルに、この上なくビビッドなゴールドの調和。これは世界のどの国にもある最もベーシックな配色といえるでしょう。そんな伝統的な美の世界観をスミスならではの解釈個性にしたのが、このデラックスといえるでしょう。



■エッジのきいた長短針演じる小宇宙
ブラック文字盤に浮き出された極めて美しい造形の長短針。立体的来な形状が文字盤から浮き上がった距離感を強調し、その姿は、複雑で精巧なメカニズムを内包した時計という小宇宙を優雅に演じているかのよう。





■キャンディー塗装のレッド・アロー
スミスのセンターセコンドには定番のレッド・アロー。秒針の先端つく小さな赤い矢印は金メッキの上に施されたクリアー・レッド。光が当たると透明感が増して美しく輝きます。





■3ピースの金メッキ・ケース
このデラックスのケースは金メッキが施されたシンプルでシャープな印象の3ピース式です。真鍮製のベゼルと本体には金メッキが施され、裏蓋は強度と防錆性に優れたステンレス・スチール製が採用されています。巧みなデザインが17石の厚みのあるムーブメントを搭載されているとは思えないスリムな印象を与えています。



■チラネジ付きのトラディショナルな振子
このデラックスのムーブメントには、1950年代らしい、ショックプルーフ機構のない、チラネジ付きの振子が採用されています。その精度は充分に実用的であり、チラネジ付き振子のデザインは機械式時計好きの心を釘付けにするでしょう。





■センターセコンドならではの構造
一見シンプルに思われているセンターセコンド。実は、ベイシックな設計から生まれたスモセコにギアを追加して秒針を、6時の位置からセンターへと移動した、複雑な構造のムーブメントにより実現したデザインだったのです。メカ好きにはたまらない複雑な構造なのが、実はセンターセコンドだったのですね。








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2019年7月13日土曜日

独特なデザインとエイジングが魅力なデラックス



ブルースチールとレッドセコンド・ハンズの魅力

1950年代に生産されたデラックスには凝ったデザインの魅力あふれるモデルが多くみられますが、このモデルも、そのひとつに数えることが出来るでしょう。繊細で美しい文字盤の地紋に光が当たるとメタリックブルーに輝く青焼針と艶消しレッドの秒針。シンプルな印象ではありますが、よく見ると実に凝ったデザインといえる組み合わせ。デラックスならではの個性的なフェイスと言えるでしょう。


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■繊細な地紋が気品を漂わせ
スミス・デラックスには細部の細工に凝ったデザインが多く採用され、個性的なモデルが数多く存在します。しかし、スイス製の時計のような煌びやかさや、押しの強い印象は微塵もありません。このモデルはとても個性的ではありますが、どこか落ち着いており気品を感じさせます。そんな上品な印象を与えている要因は奥ゆかしい文字盤の美しい地紋であるといえます。


■竜頭は新品に交換されています
全体的にエイジングは見られますが、目立つようなキズや気になるような汚れなどは見られません。しかし、時計の中で最も手に触れることの多い竜頭だけは消耗して、巻き辛さがありましたので、新品に交換いたしました。工場出荷時の巻き上げのフィーリングをご堪能いただけます。




■美しい金メッキケース
2ピースの金メッキケースは多少のエイジングは見られますが、とても良い状態を保っています。裏蓋はステンレス・スチール製でしっかりとした剛性感があります。






■ブルースチールの魅力
青焼されたスチール製の長短針は光を正面より受けるとまるで、まるで、モルフォ蝶のように鮮やかに輝きます。艶消しレッドに塗装された秒針とのコントラストから生まれる、このモデル独特の個性は文字盤に繊細な地紋と共にこのデラックスの大きな魅力となっています。




■整備の行き届いたムーブメント
このデラックスに搭載されているのはオリジナルの1950年代の17石ムーブメントです。しかし、よく見ていただくと、振り子には1950年代の特徴でもあるチラネジは見られず、また、ショックプルーフ付きの軸受けが見られます。恐らく以前のオーナーのご希望で。1960年代のスミス純正品にアップグレードされたものと思われます。メリットの方がはるかに大きくスミスの純正部品であるため、あえて旧式の振り子アッセンブリーには戻していません。ご希望があれば、オリジナルの振り子アッセンブリーに戻すことは可能ですのでお申し付けください。


■17石の意味
17石は15石のスモセコ用のムーブメントにギアを追加して秒針をセンターへ移植し、その分軸受けのルビーをふたつ増やしたメーカー純正のコンバージョンといえます。そのため、2石増えてはいますが、精度は全く変わることはありません。






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美しすぎるデザインのデラックス


時刻を知るたびに楽しくなる毎日を

スミス・デラックスには、美しく、そして凝ったデザインの腕時計が多く存在しています。デュオトーンの味わい深い文字盤や、光が当たるとメタリックブルーに輝く、ブルースチール・ハンズなどがその代表例でしょう。しかし、このデラックスは数あるデザインの中でも抜きんでた個性と美しさ、そして英国らしい品の良さを兼ね備えた、特別なデラックスといえるモデルです。時刻を知るたびに、うれしくなってしまう。日常が変わってしまうような素敵な時計です。

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■第一印象と奥深い味わいある文字盤
こと時計を初めて見た方は、どなたも、その第一印象に強く引き込まれることでしょう。英国ではブルアイと呼ばれているブラック&ホワイトのデュオトーン文字盤。よく見ると雲形定規のような輪郭。そしてホワイト部分は、ややパール調で、さらに、そこには奥深い幾何学的な地紋が浮彫されています。そして、夜光塗料が針や文字盤に施され、独特の世界観を作り上げています。


■スモセコにはホワイトのレタリング
その魅力的な文字盤のスモールセコンド・ダイアルに目を向けると、そこには別の世界が存在しています。ブラック・アウトされた小さな文字盤にはロゴなどに用いられている金色ではなくホワイトのアラビア数字とインデックスとがプリントされています。ホワイトをここで使用することで、時計全体を見た時の、見事に調和のとれた、このデザイン・センスには脱帽といえるでしょう。



■潔くカットされた「6」の上部
ブラックのスモールセコンド・ダアイルに、ホワイトのメイン・ダイアルの地紋、そして金メッキの浮彫されたアラビア数字。そんな様々な伝統的なデザイン要素を複雑に組み合わせたこのデラックスの、さらなるデザインの手法として挙げられるのは、潔くカットされたアラビア数字の「6」の上部であるといえます。これもまた、伝統的な手法で、あくまでベースに6時の数字があり、そこを削り取ってスモセコ文字盤が生まれたという成り立ちを意図的に示したデザインといえます。


■1215譲りの竜頭の形状
1940年代より続く1215独特の形状がさりげないデザイン性と巻きやすさとを兼ね備えた初期デラックスの竜頭。工場出荷時のオリジナルと思われますが、消耗は少なくまだまだ、使用可能な状態です。





■細部の積み重ねにより生まれたバランス
このデラックスには実にたくさんのデザイン要素が盛り込まれていますが、そのすべてが高次元でバランスされスミス・デラックスとしての優れたデザインに完結しています。個性的ではありますが英国らしい気品と伝統とが見事に集約された佇まいであるといえるでしょう。



■SMITHSのロゴ入りのムーブメント
この15石、ハイクウォリティー・ムーブメントにはSMITHSのロゴが刻まれており1950年代初期の製品であることがわかります。この後、SMITHSのロゴはムーブメントから消え15 JEWELSの文字はデザインが変わり位置も移動します。貴重な初期のムーブメントです。



■コンパクトに設計されたムーブメント
このスミス社製の1215Cタイプ・ムーブメントは、戦後のキャリバーで1215A、Bタイプを経て生まれた進化形態です。外見はほとんど変わらないものの、ほとんどの部品が入れ替わり、スミスの進化であるとともに、腕時計のムーブメントの進化ともいえるものです。コンパクトに、また、整備性の優れた設計思想は初期モデルから変わりません。



■英国の名門ケースメーカー、デニソン社
このモデルが採用しているクロームメッキ・ケースは英国の名門ケースメーカー、デニソン社製の3ピース・ケースです。裏蓋の内部には写真のように刻印があり、デニソン社製であることがわかります。









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2019年7月8日月曜日

夏の英国では、夜10時を過ぎると日が暮れる


光を操るアストラルの美しさ

スミスのヴィンテージ・ウォッチの中では、アストラルはシンプルで洗練されたデザインが魅力であるといえますが、やや地味な印象があるのも確か。しかし、アストラルの文字盤には、一見シンプルに見える簡潔なデザインの中に、細部にこだわりの隠し味を潜ませせているモデルが多く存在しているのです。今回は、そんな、知られざる粋な隠し味を身に着けた美しいアストラルを紹介させていただきます。

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■エッジ効いた面が美しさを演出
ユニークな形状に彫り込まれたインデックスとシャープな造形の長短針。金メッキされたこれらの面に光が当たるとシンプルでおとなしい印象の文字盤に、強いコントラストの明暗が生まれ、印象深いな文字盤へと表情を変えます。





■ケース側面には味わい深い加工が
このアストラルのクロームメッキ・ケースは、極めてスタンダードな形状のスミスらしいシンプルな印象ですが、側面に目を凝らすと繊細なヘアラインの装飾があることがわかります。竜頭のシンプルでプレーンな形状との対比が効果を深めています。






文字盤のエイジングが魅力

本来、フラットなサーフェイスであるこのアストラルの文字盤。長年の使用による経年変化で、その表面には多数のシミのようなエイジングが表れて来ています。しかし、そのエイジングは見事に文字盤全体に均一に表れているため、あたかも新品当時から施されていた地紋であるかのように見えてしまうほど自然です。水分の侵入などによる突発的なシミではなく長い年月をかけて、少しずつ色づいてきたエイジングであるからこそ、美意識の中に包み込まれてしまうのではないでしょうか。


■クロームと金との光の対話
クロームメッキのケースに金メッキのインデックスや針を合わせるデザイン・センスは、スミスらしい技法といえるかもしれません。それぞれに光が当たることにより、時には、各々が主張し、また、あるときは調和するといった光の対話が生まれるのです。




受けた光を暖かい光に反射する

日の光を受けると、文字盤全体がが、まるで電球の光のような温かみのある色に反射する。シンプルなデザインのアストラルに秘めた、美しい光の演出といえるでしょう。また、クロームと金とが統一感のある、ひとつのバランスのとれた調和を生み出していることを、お分かりいただけることでしょう。


■薄明るい光の中で
このアストラルを、薄明るい光のもとで見てみると、クロームメッキはやや青みがかり、文字盤はグリーンを帯びたように見えます。様々に表情を変えるこのアストラル。一日の中で刻々と変化して行く光が、変わりゆく表情を次々へと見せてくれる。楽しみは尽きません…。




■1960年代の信頼性
戦後間もなく生まれた1215ムーブメントは時を経て、様々な熟成を重ねてきました。それは、機械式時計の進化と共にあり、テクノロジーの変革を見ているようです。このアストラルのムーブメントにはショックプルーフが備わっており振り子の繊細な軸を守ります。




よき相棒となってくれる頼もしさ

このアストラルのデザイン上の魅力を存分にご堪能いただけたでしょうか?ここで、ひとつ、しっかりとお伝えしたいことがあります。ケース表面や文字盤など、外観上のエイジングはこの時計の魅力であって、決してデメリットではないと考えており、それを充分にご理解いただける方の元に届くことを強く望んでいます。しかし、このアストラルの最も大きなチャームポイントは、その外見とは裏腹にムーブメントの状態が極めて良いということです。一般に機械は外見にエイジングが見られるとその中身であるメカニズムについても問題があると思われがちです。しかし、ビッグベアーが扱うスミスは、その常識を打ち破ることに力を注がれたアイテムばかりです。このアストラルは、そんなビッグベアーのポリシーを身をもって体験していただけるように、徹底的な整備が施されています。

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