パール調の文字盤が魅力。スミス・アストラル
1960年代のアストラルには、パール調の美しい文字盤が特徴のアストラルがあります。アストラルとは日本語に訳すと星の煌きという何とも美しい言葉ですが、そんなネーミングのイメージにぴったりなモデルは、まさにパール・ホワイトの文字盤が魅力のこのアストラルではないでしょうか。
光の当たり方で、微妙に表情を変えるこの文字盤は、真珠のような美しさがあります。シンプルで上品、繊細で可憐…。そんな文字盤にはスリムラインの薄いケースが似合います。
スモールセコンド文字盤にはよく見ると、同心円が刻まれ、シンプルなアストラルに繊細な雰囲気とヴィンテージウォッチらしいトラディショナルな味わいとが加えられています。
ムーブメントにはエッジ部分を削り落とし、より薄いケースに対応したハイクウォリティー15石キャリバーが搭載され、その動作にも繊細さを感じ取ることが出来ます。
この個体にはベルトにドイツの名門ベルト・メーカー、スペイデルが装着されており、リアル・リザード革の上質な表皮との相性も抜群で、アストラルの魅力を何倍にも引き立てています。金具に入った刻印は品質の証です。
スペイデルのベルトは当時スミスが純正使用していたわけではありませんが、オプション設定されていたブレスレットは、このスペイデル社製とアメリカのフィクソ・フレックス社製の物が採用されていたこともあり、スミスとスペイデルとの相性は抜群と言えるでしょう。
また、このアストラルには、日本で入手が難しい17mmサイズのベルトが純正サイズですので、この本リザード革製ベルトはジャスト・マッチングと言えるでしょう。
※このスミスの商品ページはこちらから。