2018年7月3日火曜日

スミスのデイト付は激レアです!


1960年代スミス・アストラル"DATE"

1970年代の廉価版SMITHSには、デイト付の製品を目にすることは多いのですが、ハイクウォリティー・ラインのスミスには、デイト付を見つけることは、極めて困難と言えるほど、sおの生産数は限られています。このアストラルはとてもシンプルな文字盤にデイトが付くとても魅力的なモデルです。

デイトを最優先にしたデザイン

シンプルでモダンなデザインが魅力のアストラルですが、このモデルは、デイトのウィンドウを際立たせるために、アラビア数字を12のみとし、装飾を極限にまで、省いています。



アイボリーの文字盤が白さを主張

アストラルの多くはパール調の文字盤を使用していますが、このモデルは、そんなパール調文字盤とは少々異なった色合いであるといえます。わずかにメタリックな質感を感じさせるものの、通常のパール調とは一味違う独特な白さが個性的で魅力です。


金メッキケースがもう一つの個性

独特な文字盤と絶妙に調和した、シンプルながら実は凝ったデザインが施された金メッキケースはモダンなアストラルらしさを際立たせています。周囲に施されたエッジの効いたラインが、単調になりがちなシンプルなデザインに奥行きを与えています。


菱形の飾りはスミスの証

センターセコンド文字盤における、最もスミスらしいデザインのひとつにレッドアローと、この菱形の装飾が挙げられます。レッドアローは1950年代に、そして、この菱形の装飾は1960年代のモデルに多く使用されています。


デイトの存在感

このアストラルのチャームポイントのひとつである凝ったデザインの日付のウィンドウ。まるで、絵画の額縁のような日付窓は、見事にデイトの存在感を主張しています。それでいてアストラルの特徴である
モダン&シンプルな方向性と自然に調和しています。

ショックプルーフ付の安心感

このアストラルには振子のエンドストーン(ルビー)をスプリングで包み込んだ、ショックプルーフ機能が備わっています。1960年代末期の熟成した精度と共に大きな安心感を提供してくれるスミスです。



このスミスの製品ページはこちらから。

2018年6月19日火曜日

個性を極めたデュオトーン文字盤のデラックス


拘りぬいたデザインをまとめ上げたセンスあふれるデラックス

デラックスのコンセプトであるトラディショナルなデザイン要素を多数取り入れ、なおかつ全体にまとまりのある落ち着いた気品を感じさせる秀逸な仕上がり。ベストセラーにはなりえなかった隠れた名作と呼ぶにふさわしいモデルが、まさにこのデラックスと言えるでしょう。加えて使い込まれたヴィンテージの風格がさらなる魅力を生んでいます。

一見、複雑に見える文字盤のデザイン。味のある書体のアラビア数字は良く見ると、3時から4時へ、そして8時から9時でその向きを180度入れ替えています。デュオトーンのホワイト部分にはうっすらと地紋が入り、ブラック部分との境界線には金メッキが施されています。さらに6時の位置にはスモールセコンド文字盤があり、ルミナス(夜光塗料)が長短針とインデックスに施されています。それらが高い次元でバランスしているデザインは秀逸と言えるでしょう。

個性が強いだけに、この時計を着こなすのには、それなりのファッション・センスが要求されるでしょうが、このデラックスを着こなしの中心に置き、全体を組み立てて行くとうのも、極めて趣味性の高いコーディネイトとなることでしょう。




ここまで拡大すると針の細部の造形や、デュオトーン・ダイアルのボーダーライン外側に配置された円形と三角形のドットの周囲に黒い縁取りがあるなど、細部にまで拘った仕上げを施していることが分かります。




ケースのあらゆる箇所には使い込まれた証が刻まれておりこの個体特有の存在感や美しく愛おしい佇まいとなっています。レンズとベルトは新品交換されており、新たなオーナーの方には気持ちよくご使用いただけるでしょう。




このデラックスに限っては、あえて竜頭は交換しておりません。摩耗とキズはございますが、全体の雰囲気の良さをだいじにするという選択肢を選んでいます。また、充分に実用に使える操作性を保っています。





こちらは裏蓋の写真ですが、とても個性的な2ピースのスクリュウ式が採用されています。ウォータープルーフの記載はないため日常的なダストプルーフをふまえてのケース構造と言えるでしょう。





このアイテムの商品ページはこちらから。

2018年6月18日月曜日

1965年の金無垢ブルースチール・デラックス


金無垢、スモセコ、そして、ブルースチールハンズ

1950年代末期から1960年代中期にかけて生産されていたこのデラックス・モデルはその時期により様々なマイナーチェンジが行われていたとはいえ、一貫して、金無垢、スモセコ、そして、ブルースチールハンズは共通の魅力として引き継がれていました。さらに、このトラディショナルで安定した人気を得ている要素としてゴシック体のアラビア数字を忘れることは出来ないでしょう。特にこの最終バージョンに関しては、アラビア数字にまで光が当たるとブルーに輝く表面加工が施されていることは特筆に値することでしょう

光を文字盤の正面に受けなければ、3針、アラビア数字共に黒く落ち着いた表情を保つこのモデルは、基本に忠実な伝統的でスミスらしいデザインが与えられています。まさにスミス・デラックスの代表的な魅力溢れるモデルと言えるでしょう。




外径30.8mmというメンズ・ウォッチとしては小ぶりなデラックス。現代の時計のように大きい方が魅力が増すといった考え方は微塵もなく、逆に小さいことにこそ、精密さや、技術力を感じさせてくれる、腕時計本来の小宇宙といった概念や神秘的な魅力を表現した結果と言えるでしょう。



最も光を受けた11~1時のアラビア数字がわずかに青く光を放っているのが分かるでしょう。それに加えて見事なメタリック・ブルーに美しく輝く3針は見事としか言えないこのデラックスの個性です。鉄の針を焼き入れして、この均一な青色を作り出すとは、当時の高い技術力に感心させられます。


レンズとベルト、そして竜頭はオーバーホール時に新品交換されています。使用頻度が少なかったとはいえ、これらの消耗品は経年により、レンズは縮み、ベルトは草臥れ、そして、竜頭はエッジが丸くなり巻き辛くなっていました。新たなオーナーの方は、気持ちよくお使いいただけることでしょう。


スモールセコンドの下には繊細な書体でプリントされたMADE IN ENGLANDの文字が誇らしく鎮座しています。これは、ウェールズ製の廉価モデルではなく、イングランド、チェルトナム工場でコストをかけて生産された証です。




多くのスミス社製金時計がそうであるように、9金無垢ケースの裏蓋には、プレゼンテーション・ウォッチの証であるイングレーヴィングが施されています。この個体には英国の国鉄が41年間務めた社員へ贈った品であることが刻印されており、このアイテムの大きな魅力となっています。



このアイテムの商品ページはこちらです。



ルミナス仕様のSSケース1215モデル


ステンレス・スチールの1215(トゥウェルブ・フィフティーン)

戦後初期に登場した純英国製の1215モデルは、スミス社が独自に開発した初のMADE IN ENGLANDのムーブメントが搭載されています。初期モデルということで、不具合の出る部分も多く、状態の良い初期の1215は極めて少ないと言えるでしょう。そんな中、この個体は、オイルとグリースの管理が良かったためか、使用感のある外観とは裏腹に極めて良好な精度を保っています。


1940年代の1215は、そのほとんどが金無垢やクロームメッキ、または、金メッキのファンシーラグの3ピースケースに搭載されていますが、このモデルはオーソドックスなデザインのSS製デニソンケースが採用されており、極めてレアなモデルと言えます。SSケースは硬質なイメージがありますが、ラグのデザインなどで、とても温かみのある印象を与えるモデルです。



また、1215の特徴であるアルミの地肌を活かした文字盤とブルースチールの長短針には、共にルミナス(夜光塗料)が施され、趣き深いデザインとなっています。ケースには使用キズが見られ、日常的に使用されていた個体であることが分かります。正しく使い込まれた道具だけが持つ、美しさが各部に宿っています!






長針の先端は文字盤側に湾曲しており、レンズのカーブに合わせた繊細な形状。そして、文字盤のアラビア数字はルミナスで色づけられた部分を囲むようにブラックの縁取りが施され、実際は平面的なプリントですが立体的に見えるデザインとなっています。



スモールセコンドの下に微かにMADE IN ENGLANDの文字がプリントされています。インデックスのラインも極めて繊細なラインにより形成されています。シンプルですっきりとしたデザインである反面、デリケートで繊細な面を持ち合わせた魅力的なモデルです。






竜頭は防水効果を目的としたものではありませんが、気持ち程度の防塵対策と言える二重構造です。また、サイズが少々大き目で巻きやすいデザインと言えます。巻上げの際には手になじみ、愛着の持てる形状であることが指に伝わってきます。






ステンレス・スチール製の裏蓋にはいくつかの浸食された痕が見られますが、ヴィンテージウォッチらしい風格と約70年間の年輪を感じさせるエイジングです。







このスミスの商品ページはこちらです。

2018年5月29日火曜日

オースティンのプレゼンテーションウォッチのお薦め品!


素晴らしい状態のオースティン・スミス・デラックスが入荷!

1905年創業の英国の自動車メーカー、オースティン社が創業50周年の1955年に、社員へ贈ったスミスの金時計は世界的にコレクターの人気があり、価格も高騰しています。今回入荷したオースティン・スミス・デラックスは、ボックスが付属していないことで、とてもリーズナブルなプライスとなっています!オースティン・オーナーはもちろん、ひとつのスミスの頂点と言えるこのモデルを狙っていたあなたには、またとないチャンスと言えるでしょう!6月15日までは、さらにセール価格ですので必見です!

このスミス・デラックスは9金無垢ケース、デュオトーン・ダイアル、そしてスモールセコンド・ダイアルと、スミスのハイエンド・モデルの魅力が満載のデラックスです。メリハリのあるデュオトーン文字盤は、このモデルの最大の個性と言えるでしょう。






BWC製の金無垢ケースは3ピースの塊り感のある重厚なデザインの中にエレガントな曲線を取り入れた気品のあるスミスらしいデザインです。腕に着けると金無垢の温もりや軟らかさを感じ取っていただけることでしょう。そして、文字通り手放せなくなるのが、金無垢デラックスの魅力なのです。







デュオトーンの文字盤は、写真で見ていただける通り、光の当たり方でその明暗が反転します。初めの写真では中央部が白っぽく見え、左の写真では、逆に外周が白っぽく見えます。どの写真が実物に近いというのではなく、すべてがの表情を持ち合わせている。それがデュオトーン・ダイアルなのです!






スミスの金無垢ケースの殆どは9金を使用しておりスイス製の18金とはその主張の度合いが異なります。ひかえ目で、上品、そんな英国的な味わいを存分に味わうことの出来るのが、9金無垢ケースの魅力ではないでしょうか。





そして、もちろんこのデラックスの最大のチャームポイントは裏蓋のAUSTINの刻印でしょう。スミス社との関りが深かったオースティン社がプレゼンテーションウォッチのベースに選んだ腕時計は、もちろん、スミス・デラックス。オースティンのオーナーやスミス・コレクターには見逃せない個体と言えるでしょう!




1954年のスモセコ・デラックスには、15石ムーブメントが搭載されています。そして、振子に注目すると周囲に沢山の突起物が確認出来ます。これらはチラネジと呼ばれ、振子がスムーズに回転するためのバランスを取る役目を果たしています。






複雑に絡み合ういくつものギアの輪列はゼンマイの力を回転数を増やしながら振子へと伝えて行きます。そして、振子の動きが正確な歩度に制御して、時間を司っています。スミス・デラックスには、高い工作精度で造られた部品が使用され、精度の高い歩度と、定期的なオーバーホールさえ行っていれば半永久的な耐久性が保証されています。



このデラックスの商品ページはこちらから。

2018年5月22日火曜日

クロームメッキのスタンダードはコレ!



稀少なクロームメッキのスタンダード

金無垢のスミスも魅力的。でも、中にはちょっと控えめなクロームメッキ・ケースをあえて好まれる方もいらっしゃいます。そんな方々に人気のモデルが、今回紹介させていただく青焼針とスモセコが目を引くデラックスです。この個体は、全体に使用感はございますが、だいじに使われてきたことが伝わってくるニアミント・コンディションのレア・モデルです。特にブルースチール・ハンズの青い輝きとムーブメントの状態の良さは特筆に値します!

スミスの中では、クロームメッキのケースは、意外と少数派。その中でも、このデラックスは1950年代初期の稀少性の高いモデルです。青焼針とスモセコが人気の秘密であることは間違いない。しかし、それらに加えて、このデラックスには極めてレアな要素が…。





ムーブメントにきざまれたSMITHSのロゴ。実は1950年代生産のスミス製のムーブメントの殆どにはSMITHSのロゴは刻まれていません。このモデルには1940~1950年代最初期にのみ生産されていたSMITHSのロゴ入りムーブメントが搭載されています。このモデルは1940年代には生産されていなかったので、1950年代の最初期に少量生産されたデラックスの貴重な一本と言えます。

しかもこのデラックス、状態が極めて良く、3ピースのクロームメッキ・ケースや文字盤はもちろんのこと、ムーブメントの状態が特に素晴らしく、新品当時の精度を保っています。





裏蓋にも微細な使用キズはありますが、エイジングはほとんど見られないことから、この個体が、だいじに使われてきたことが分かります。状態の良いクロームメッキ・ケースのデラックスをお探しの方には特にお薦めの個体です!



このデラックスの商品ページはこちらから。

2018年5月20日日曜日

ハイエンド・デラックスの佇まい


趣き深い地紋、レッドアロー、そしてスクリューバック

1960年生産のハイエンド・デラックス。美しく上品な文字盤の地紋、透明感のある
キャンディーレッドの秒針、スクリューバックのデニソンケース、そして、
重厚感のある竜頭…。そのどれをとってもハイエンドにふさわしい佇まいがある。

特別なデザイン、そして、特別な仕上がり。何処に目を向けても特別感のある仕様が、ハイエンド・モデルである証。手に取るだけで、その重量から、このデラックスがただものではないことが分かる。




ベゼル一体型の分厚いケースから、美しく伸びるラグにはどの角度から見ても妥協のないデザインポリシーを感じさせる。そこには大胆でシンプル、そして奥深い調和の取れた美意識が存在している。






竜頭のふくよかなラインにも存在感を感じさせる。周囲に刻まれた深い溝は巻きやすさや心地よい操作感を生むための機能美が結実したデザイン。ケースから伸びた筒状の突起と重なり合うことで防塵、防水性を高めた二重構造を形作っている。




文字盤に刻まれた地紋はセンターと周囲とで異なり、複雑で奥深いニュアンスを生み出している。この贅沢な地紋の上をレッドアローがビビッドな色を差しスミスらしい個性を演出する。センターセコンドならではの美しさと言えるだろう。





裏蓋はスクリュー式で、それゆえ厚みのあるケース形状となり実際の重量から伝わる重厚感が本物の佇まいとなる。さらに表面い深く刻まれた刻印がこの個体のヒストリーを物語り、魅力を更に増している。





裏蓋を専用工具により回転させて開けると、その内側にはホールマークをはじめ、このモデルのアイデンティティーを示すデータが現れる。デニソン社の中でもハイエンドのアクアタイトは文字通り防水ケースであることを示し、「9」で始まる四つのマークは9金無垢や1960年製造を示している。





振子の周囲に見える突起物はチラネジと言って振り子が均一に回転するために取り付けられたバランサーの役割をする極めて小さなネジ。1960年代後期からは、工作精度が向上して、チラネジは廃止された。1950年代を感じさせる貴重な名残といえるだろう。今となっては趣き深い機能美である。


センターセコンドはスモールセコンドよりも見た目がシンプルなため、簡単な構造に思われがちだ。しかし、実はスモールセコンドが時計のベーシックであり、6時の位置からギアを介して秒針をセンターに移動しているため、中身はご覧の通りギアの階層が二階建てとなり複雑となっている。



この時計の商品ページはこちらから。