センターセコンドならではの魅力を楽しむ
1950年代後期に生産されたと思われるこのデラックスには、とても珍しい1/5秒刻みのインデックスが施されています。これは当時よりクロノグラフなどのストップウッチ機能付きの時計に見られる表記ですが、レッドアローの秒針とともに、センターセコンドならではのスポーティーな演出で、心をくすぐられるデザインと言えるでしょう。
ベゼルと本体が一体式となった2ピース・クロームメッキ・ケースはシンプルで美しいラインが魅力ですが、よく見るとラグへ続く側面には削り出しのヘアラインが施されており、ここにもスポーティーな味付けを感じることが出来ます。
この17石センターセコンド用27.CSキャリバーには写真でご覧いただけるように、振子の軸受にショックプルーフ(耐震機構)が組み込まれています。スプリングで軸受の一部のパーツをホールドして衝撃を吸収するという画期的なアイデアで、この方法はこの時代に生み出されましたが、現在の機械式時計にも使われている普遍的な技術と言えるでしょう。
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