62年間あなたを待っていたデラックスがここに。
1955年に生まれた、このスミス・デラックスは62年間ほとんど使用されることなく、オリジナル・オーナーの元で眠り続けていました。英国で発見された時には、ベルトを外され柔らかな布につつまれ机の引き出しにしまい込まれていました。オリジナル・ボックスやベルトは現存しませんが、すべての部品がオリジナルのまま、しかも、一度もオーバーホールが行われていないと思われるフルオリジナルの状態。まさに新品同様と呼んでも差し支えない奇跡のコンディションと言えるデラックスなのです。
光の当たり方により濃淡が反転する、極めて魅力的なデュオ・トーン文字盤は最もスミス・デラックスらしいデザインと言えるでしょう。上のタイトル写真と比べていただくと、文字盤の内外で色の濃淡が逆転していることが、お分かりいただけることでしょう。
また、6時の位置に配置されたスモールセコンド・ダイヤルは、よりヴィンテージ・ウォッチとしての面構えを色濃く印象付けています。一見すると、複雑なデザインに感じるこのスモセコですが、実はシンプルにムーブメントを設計した際の秒針の位置がこの場所であったということは、あまり知られていません。つまり、スモセコいわゆる機能美なのですね。
こちらは、竜頭側の側面ですが、竜頭自体の美しさはもちろんのこと、細部のどこへ目を向けても、極めて美しい状態が保たれており、また、エッジ部分のシャープなラインから、磨き上げて美しくなったケースではなく、新品当時の状態が維持されてきた、英国人が最も好む、「フルオリジナル、ネヴァータッチド」であることがわかります。竜頭の黒い影はカメラです。
コンディションの素晴らしさは外観だけにとどまらず、内部のムーブメントにおいても目を見張るものがあります。恐らくこの時計は、今まで一度もオーバーホールを行われてたことがないと思われ、日本に到着後、ウォッチギャラリー・ビッグベアーにて注意深く分解、洗浄、注油、そして、組立のオーバーホールが行われました。また、OHの際にひとつも部品交換を行う必要がなかったことも特筆に値します。
何処を見ても、まるで昨日スミスのチェルトナム工場から出荷されて来たのではないかと思ってしまう程の奇跡的なコンディションと言えます。動作も1950年代当時のクウォリティーを保っています。欠陥部品と言われているボルトスプリングでさえも、交換の必要がないほどのクウォリティーを有しており、毎日使用したとしても10年以上は交換せずに使用可能と思われます。
今回は、この極上のスミス・デラックスをウィンター・セールということで、極めてリーズナブルな驚きのプライスで提供させていただきます。このデラックスの真価をご理解いただける方に、ぜひ使っていただきたいアイテムです。
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