2017年12月26日火曜日

これ以上は望めない、新品同様のデラックス!


62年間あなたを待っていたデラックスがここに。

1955年に生まれた、このスミス・デラックスは62年間ほとんど使用されることなく、オリジナル・オーナーの元で眠り続けていました。英国で発見された時には、ベルトを外され柔らかな布につつまれ机の引き出しにしまい込まれていました。オリジナル・ボックスやベルトは現存しませんが、すべての部品がオリジナルのまま、しかも、一度もオーバーホールが行われていないと思われるフルオリジナルの状態。まさに新品同様と呼んでも差し支えない奇跡のコンディションと言えるデラックスなのです。

光の当たり方により濃淡が反転する、極めて魅力的なデュオ・トーン文字盤は最もスミス・デラックスらしいデザインと言えるでしょう。上のタイトル写真と比べていただくと、文字盤の内外で色の濃淡が逆転していることが、お分かりいただけることでしょう。







また、6時の位置に配置されたスモールセコンド・ダイヤルは、よりヴィンテージ・ウォッチとしての面構えを色濃く印象付けています。一見すると、複雑なデザインに感じるこのスモセコですが、実はシンプルにムーブメントを設計した際の秒針の位置がこの場所であったということは、あまり知られていません。つまり、スモセコいわゆる機能美なのですね。



こちらは、竜頭側の側面ですが、竜頭自体の美しさはもちろんのこと、細部のどこへ目を向けても、極めて美しい状態が保たれており、また、エッジ部分のシャープなラインから、磨き上げて美しくなったケースではなく、新品当時の状態が維持されてきた、英国人が最も好む、「フルオリジナル、ネヴァータッチド」であることがわかります。竜頭の黒い影はカメラです。


コンディションの素晴らしさは外観だけにとどまらず、内部のムーブメントにおいても目を見張るものがあります。恐らくこの時計は、今まで一度もオーバーホールを行われてたことがないと思われ、日本に到着後、ウォッチギャラリー・ビッグベアーにて注意深く分解、洗浄、注油、そして、組立のオーバーホールが行われました。また、OHの際にひとつも部品交換を行う必要がなかったことも特筆に値します。


何処を見ても、まるで昨日スミスのチェルトナム工場から出荷されて来たのではないかと思ってしまう程の奇跡的なコンディションと言えます。動作も1950年代当時のクウォリティーを保っています。欠陥部品と言われているボルトスプリングでさえも、交換の必要がないほどのクウォリティーを有しており、毎日使用したとしても10年以上は交換せずに使用可能と思われます。


今回は、この極上のスミス・デラックスをウィンター・セールということで、極めてリーズナブルな驚きのプライスで提供させていただきます。このデラックスの真価をご理解いただける方に、ぜひ使っていただきたいアイテムです。

このアイテムの商品ページはこちらSOLD!

2017年12月17日日曜日

エイジングの魅力あふれるマグナムサイズのデラックス





エイジングの魅力

ヴィンテージ・ウォッチならではの魅力溢れるスミス・デラックスが入荷いたしました。光の当たり方で表情を大きく変えるデュオトーン文字盤には、長い年月により育まれたエイジングとプレビアス・オーナーの使用した痕跡が、道具としての極めて美しい表情を作り上げています。




デュオトーン文字盤、スモールセコンド、そして美しい形状の金メッキの3針。これらは、このデラックスの魅力を引き立てて、スミスらしいデザインを作り上げています。






エイジングは金メッキが施されたケースや竜頭にも及び、その自然なエイジングは、各パーツがオリジナルであることの証ともいえるでしょう。
ケース外径は35mmとスミスのなかでは、特に大きいマグナムサイズです!






正しく使い込まれた道具には、新品にはない美しい佇まいを感じることが出来ます。また、極めて良好な精度を示すことから、この時計は正しい整備を受けてきたことが分かります。もちろんビッグベアーでオーバーホールを受け、必要な部品は交換され、一年間の保証が付帯いたします。

この時計の商品ページはこちら SOLD!


2017年11月29日水曜日

時計士しか知らない、スミス・デラックスの美しさ


分解して分かるスミス・デラックスの魅力

時計士がオーバーホールなのどを行うため
分解すると、文字盤にプリントされてた小さな文字に気づかされる。このデラックスには"Made in England"の文字を読み取ることが出来、イングランドのチェルトナム工場で生産されたもの。スミスの腕時計には生産国の表記が二種類あり、上記ともうひとつは、"Made in Gt. Britain"で、ウェールズ工場で生産されたもの。

ムーブメントの内部にはミクロの単位で設計された美しいギアが並びます。ゼンマイの動力が、いくつものギアに伝達されて、振り子に到達。振り子が一秒を作り出してゼンマイの動きを制御します。写真中央のギアの軸の先端に秒針が付きスモールセコンドの針を正確に動かします。





時計士は必要な部分を分解して行き各部に異常がないか、チェックします。分解して行くと時計のオーナーには見えない部品にまで、合理的で美しいデザインが施されていることが分かります。それらには、時計としての製品の精度を裏付ける機能美であることは勿論ですが、それだけではないスミス社の誇りを感じさせる美しさがあります。

このデラックスの商品ページはこちら




2017年10月29日日曜日

徹底的に使い込まれ愛されたスミス・デラックス


■長年、使い込まれた機械だけが手に入れることの出来る美しさ

1960年代に生まれ、実用品として使い込まれてきたこのスミス・デラックス。本来の艶のあるクロームメッキのケースの表面は、幾多の戦歴によりざらついた表情を見せる。頑強な真鍮製のケース本体にはいくつかのやや深めの損傷も見受けられる。しかし、ケースとしての機能は全く失われておらず、四本のラグは、しっかりとベルトを固定し腕時計のボディーとしての役目を果たし続けている。そして、文字盤も針も表面的なエイジングを見せてはいるものの、やはり、まだまだ、何十年も時を刻み続けてゆく逞しさを感じ取れる佇まいが美しい。デッドストックや新品同様のヴィンテージウォッチは、それはそれで、魅力的なアイテムと言える。しかし、ここまで正しく、そして、遠慮なしに使い込まれ、しかも適切な整備が施されてきた機械式時計には、そう簡単に巡り合うことはできない。これもまたひとつの美しさと言えるのだろう。格好良いのである。


■夜光塗料がヴィンテージらしさに味を加える

このデラックス、良く見ると長短針とアラビア数字のインデックスに夜光塗料が施されている。当時は暗い場所でも時刻を知ることが出来た便利機能であったが、現在は残念ながら効力が失われている。しかし、デザイン性は失われていない。






■驚異的な美しさのムーブメント

長年、使用されて来たとは言え、クロームメッキのケースの表面がここまでエイジングすることは、そう簡単なことではない。そんな過酷な使用頻度とは裏腹に内部に包み込まれたムーブメントの美しさは驚異的と言っても過言ではない。一体、幾度、時計師の手により分解されたのだろうか?








■防塵、防水機能の効果は大きい

このケース、実はロレックスやオメガも当時採用していた英国の名門ケースメーカー、デニソン社のアクアタイトという防塵、防水機能付きの優れた製品なのだ。裏蓋はスクリュー式で竜頭は二重構造。外観とは裏腹に内部のムーブメントの状態が保たれていた理由がここにある。







★このデラックスの製品情報はこちら

2017年8月7日月曜日

英国の名門ジュエラー、"ASPREY"のスミス


■英国はロンドン、ニュー・ボンドストリートにある気品高きブランド

1781年に、ウィリアム・アスプレイにより創業された英国王室御用達のジュエラーとして著名なのが、このASPREY。ロンドンのニュー・ボンドストリートに本店を構え、顧客の様々な要望に応えることができる工房を備え、幅広い顧客を持つことでも知られている。


■スミスに製作を依頼した金無垢腕時計

世界の超一流ブランド、ASPREYがスミス社に依頼して製作したのが、この金無垢ケースの腕時計。そっけないともいえる文字盤の極めてシンプルなデザインに施された、筆記体の美しいASPREYのロゴ。この見た目に軽やかではあるが、長い歴史と伝統とを背負ってきた重みのあるロゴ。シンプルな盤面であるがゆえに、より一層、その美しさを際立たせた巧みなデザインといえるでしょう。


■ASPREYに認められたスミス社の技術力

このASPREYに搭載されたムーブメントはセンターセコンド用の高性能17石27.CS.キャリバー。その精度の高さは、ASPREYのお墨付きというだけあり新品当時の日差は10秒前後と言われています。





■裏蓋には美しい刻印が

9金無垢ケースの裏蓋にはFAIREY AVIATION CO. LTD.が社員へ贈ったことを示す美しい刻印が刻まれています。

この時計の商品ページはこちら

2017年8月5日土曜日

分解掃除(オーバーホール)について


毎日、ご使用の場合は二年に一度、使用頻度が極端に少ない場合でも、オイルの硬化が始まりますので、五年に一度は分解掃除(オーバーホール)を必ず行ってください。長期保管される場合は高温多湿、温度変化の激しい場所などを避け保管いただき、再使用される前には必ず分解掃除を行ってください。

日常のお手入れ


保管する場合は高温多湿を避け、ご購入いただいた際に付属していた箱に入れて保管してください。水滴などが付いた場合には、やわらかい布で、ふき取っていただき、ゴミなどの付着はやわらかいブラシや布などをご使用ください。

誤って衣類と一緒に洗濯してしまった場合には、表面の水分を取り除きお近くの時計店にご相談ください。

また、落下などで動作不良が確認できる場合は、ご一報いただいた上でウォッチギャラリー・ビッグベアーへお送りください。

修理の際はこちらから