2021年3月12日金曜日

「英国散歩」
ダートムーアのコテージ
写真・文:大熊 康夫


数百年前と変わらない風景

英国の南西に位置するデボン地方にダートムーアという湿原地帯が広がる地域があり、風光明媚な景色を作り上げている。石造りの古いコテージが点在する村の姿は舗装された道がなければ、数百年前の英国と何らかわらない。



英国の湿原地帯

湿原地帯の溝には清流がせせらぎ、放牧された羊が草を食む姿を見ることができる。牧草地のグリーンに足を踏み入れると、地面から水がしみ出て、湿原であることがわかる。




羊を見張るための小窓

小さく、また、厳しい風雨に耐える石造りの厚い壁。壁の窪みには小さな窓がはめ込まれていて、その昔、そこから放牧の羊を見張っていたとのこと。



英国での贅沢な暮らし

数百年も変わらぬ姿で、佇み続けている民家。こんな、茅葺屋根のコテージで暮らすことは、今では、最高の贅沢といえるだろう…。




「英国散歩」は、大熊 康夫が、1989年より古い英国車で、英国各地を訪れた際に撮影した写真で、英国の知られざる力を伝えて行く企画です。

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