2026年6月25日木曜日

 英国スミス社製時計の専門店 ウォッチギャラリービッグベアー

スミス専任時計師の店主による
"スミスのブログ"

新入荷のスミス⓬
「ハイグレードベンソンの魅力
~J.W.ベンソンの16石モデルが入荷!~


J.W.ベンソンの底力

J.W.ベンソン社製の腕時計といえば、日本では白洲次郎が愛用していたことで知られています。

ベンソン社のラグジュアリーブランドとしての歴史は長く、戦前の懐中時計の時代から続く英国ならではのクラフツマンシップの素晴らしさには目を見張るものがあります。

そんなベンソンの底力の象徴ともいえるのが、その長い歴史と巧みなクラフツマンシップを見事に表現した筆記体の社名ロゴであるといえるでしょう。

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ハイグレードの証

この個体は、決して新品同様の美しさを保っているとは申し上げられませんが、金で仕上げた浮彫のギリシャ数字と菱形のインデックス及び、それらを囲むように施された金の細いラインで構成された上品で奥ゆかしい文字盤は、極めて上質で繊細なデザインや素材であったことで、長い歳月を経て風格ある佇まいに変化したといえるでしょう。

そして、この繊細なデュオトーン文字盤は、光の強さや入射角で様々な表情を見せてくれます。

エイジングによる経年変化に奥深い美しさを感じられるところは、まさにハイグレードモデルの証なのです。

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スミス社だけが受け継いだロゴデザイン

J. W. Benson の筆記体ロゴは、戦前の懐中時計の時代から文字盤に用いられていた、いわばベンソンの伝統ともいえる象徴的なデザインですが、戦後モデルにおいては、スミス社製の文字盤にのみ使用されていたとされています。

ベンソン社は戦後、スミス以外のスイスのメーカーにも時計の生産を依頼していましたが、それらの文字盤に施されたロゴは筆記体ではなくゴシック体でした。

その理由は、ベンソン社が長い伝統のある英国の老舗ジュエラーであったため、その製品には英国製のムーブメントを搭載することが好ましく、それを実現できた唯一の時計メーカーであるスミスだけが、筆記体ロゴを受け継ぐことができたと考えられています。

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G.K.N社が社員へ送った腕時計

ベンソン社は、多くの英国企業のプレゼンテーションウォッチとして使われていましたが、この個体は、創業1759年のG. K. N社が退職時に社員へ贈った腕時計であることが裏蓋の刻印から分かります。


G.K.N社は、現在の
G.K.Nオートモーティブ社の前身で、1950年代にアルペンラリーで優勝したジャガーXK120の開発に携わったことで、英国で名を馳せた自動車関連会社です。

そのため、ベンソンファンにはもちろん、ヴィンテージジャガー愛好家にもぜひとも愛用していただきたい腕時計といえるでしょう。

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16石であることの魅力

J. W. ベンソンの文字盤には、筆記体の極めて魅力的なロゴが施されていることは前述したとおりですが、ベンソンのムーブメントには、美しい筆記体ロゴが誇らしく刻まれています。

さらにハイグレードモデルには、センターホイールの軸受けに特大のルビーが奢られています


センターホイールはご存知の通り1時間に1回転という低速で回転するホイールです。その軸受けは上質なオイルにより良好な潤滑ができていればルビーを必要としないというのがスミスの見解でした。つまり、どちらかといえば見た目の美しさを重視したルビーであるといえますが、オーナーにとっては魅力的であることに違いないでしょう

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手にした時の喜び

英国の伝統を背負いながら、英国全土に留まらず世界中の愛好家から親しまれてきたJ. W. ベンソンのハイグレード腕時計。

製造から約70年が経過した今、発売当時と変わらぬ高性能を甦らせたベンソンを手に入れて、1950年代の古き佳き時代に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

このベンソンに心惹かれましたら下記のリンクより、ぜひとも商品ページをご覧ください。

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