2026年5月6日水曜日

 英国スミス社製時計の専門店 ウォッチギャラリービッグベアー

スミス専任時計師の店主による
"スミスのブログ"

新入荷のスミス❽
「スタンダードベンソンの魅力
~J.W.Bensonの素のモデルが入荷!~

J.W.Bensonの底力

J.W.ベンソン社製の腕時計といえば日本では白洲次郎が愛した時計ブランドとして知られています。

ベンソン社のラグジュアリーブランドとしての歴史は長く、戦前の懐中時計の時代から続く英国ならではのクラフツマンシップの素晴らしさには目を見張るものがあります。

そんなベンソンの底力の象徴ともいえるのが、その長い歴史と巧みなクラフツマンシップを見事に表現した筆記体の社名ロゴであるといえるでしょう。


ムーブメントにも社名を入れた拘り

裏蓋を開けると、優れた基本性能で定評のあるスミス社製Cタイプムーブメントが鎮座し、フロステッドギルト加工が施された表面には文字盤同様の"J.W.Benson London"の刻印が、そのクウォリティーの高さを誇らしげに主張しています。

つまり、ムーブメントや文字盤の製造を、すべてスミス社に任せたことは、裏を返せば、いかにスミス社製ムーブメントが優秀であるかを知っていたのだとも言えるでしょう。


必要にして充分なスタンダード

一般に工業製品は、最もベイシックなスタンダードモデルが初期段階で設計、販売され、その後に派生モデルが登場するというのが一連の流れと言えるでしょう

そして、スタンダードモデルは、文字盤やケースのデザインの変更は行われても、その基本設計を変えずに弱点を改めるなどの熟成を重ね、最もシンプルな必要にして充分なスタンダードモデルを造り続けるのが英国的なあり方と言えるでしょう。



基本設計を楽しむこと

設計者がしっかりとした理念のもとで充分な時間を費やして生み出した、優れた英国製品のスタンダードモデルには、大きな魅力があります。


その理由は、英国製品の質実剛健であるという理念の根本には、信頼できる時計としての精度や耐久性、そして、視認性や整備性といった基本性能の他、長年使い続けるための愛着の持てるデザインであることが不可欠であり、それらをすべて満たして生まれたのが、スタンダードモデルだからだといえるでしょう。


つまり、スタンダードモデルには、設計者の意図をダイレクトに感じ取れる基本設計が息づいており、ユーザーと設計者との対話を楽しむことが出来るのです。




素のベンソンを味わいつくす

優れた機能美を誇るクロームプレーテッドケース、最初期のデザインが繊細な印象のアルミ素材をいかした文字盤、防錆効果がありシンプルに徹した青焼針、そして、スモセコの基本設計を貫いたCタイプムーブメントなど、どこに目を向けても余計なものは何もない基本設計が貫かれています。


この最初期のスタンダードモデルには素のベンソンだからこその魅力が詰まっており、まさにJ.W.ベンソンの本質を味わっていただくには理想の逸品であると申し上げられます


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2026年5月3日日曜日

英国スミス社製時計の専門店 ウォッチギャラリービッグベアー

スミス専任時計師の店主による
"スミスのブログ"

新入荷のスミス❼
「ブラック12オンリー文字盤の風格
~アストラルの超レアモデルが入荷!~


個体数の少ないブラック12オンリー

「ブラック12(トゥエルブ)オンリー」と呼ばれる個性に満ちた書体の12の数字が印象的なこのアストラルは、20年以上スミス専門店を続けてきた私どもであっても極めてレアなモデルであると申し上げられます。

アストラルには、12オンリーの腕時計はいくつか存在しますが、黒文字盤のこの時計は、特に希少性の高いモデルといえます。




洗練されたデザインに個性が光る

アストラルはスミスの中では、先を見据えた洗練されたデザインを基本的なデザインポリシーに掲げたモデルですが、特にこのモデルは個性的な12を中心としたアラビア数字とインデックスがスミスらしさを主張するとともに、空間を演出した極めて美しいデザインといえます。

そこには、アストラルらしいシャープなGP(ゴールドプレーテッド)ケース形状や、やはりGPの斬新な書体のアラビア数字やバーインデックスのシャープなデザインに加え、黒文字盤だけが持つ落ち着いた世界観が醸し出す独自の世界観があります。




12の数字一点に集約させた力強さ

スミス社の文字盤デザインは、落ち着いたトラディショナルな方向性のモデルが多い中、このモデルのような一見すると奇抜とも思えるデザインを採用したモデルがいくつか存在します。

しかし、スミス社が考えるデザインポリシーには、奇を衒ったような手法はなく、そこには明確な目的を持ったデザイン手法のみが息づいているのです。

このアストラルの「12オンリー」が意味するものは、他のアラビア数字を消し去り繊細なバーインデックスとした潔さが感じさせる「力強さ」であり、それは、正に英国らしい風格であるといえるでしょう。




手にした時に感じる存在感

このアストラルの外径はスミスの中では大き目な33.8mmですが、一般的な現代の時計としては、とても小さいといえるでしょう。

しかし、この時計を手にすると実際のサイズとは異なる存在感に気づくはずです。それは、この時計の特徴ともいえるすべてのアワーマークを黒文字盤の外周に寄せたことで、実際のサイズよりもよりも伸びやかで、力強さを感じさせるからでしょう。




状態の良さは裏蓋で分かる

このアストラル、ブラック12オンリーは、テーパー状のケース側面及び裏蓋のテーパー形状により当時流行したスリムラインケースであることがお分かりいただけるでしょう。

スリムラインケースとは、テーパー形状にすることで、腕に装着した際に見えるケース側面が薄く感じられ、実際の時計の厚みよりも薄い印象を与えることが出来るデザインテクニックです。

また、異例に美しさを保った裏蓋から、この時計の真のコンディションを知ることが出来ます。なぜなら、時計を机の上などに置く際には、文字盤を上にするため、裏蓋は机などに接触して傷つきやすい部品だからで、裏蓋にキズや汗による腐食が見られないことは、使用頻度が少なかったことの証であるといえるのです。



平面的にも見える長短針は、
実はエッジの効いた立体針!


このアストラルの純正竜頭の状態は
新品に迫るもの!



優れた英国製品の証、
「MADE IN ENGLAND」も健在!


17石ムーブメント中央部の出っ張りを
裏蓋のテーパーでクリア!





理想的手巻式キャリバー搭載の
スミスらしさ溢れるアストラルと暮らす

このアストラルは、英国でも簡単には探し出すことが出来ない希少モデルです。

その理由は、クウォーツやデジタル時計が普及しはじめた1960年代末期の「時計の価値観に変化が現れた時代」にリリースされたことが大きかったでしょう。

クウォーツやデジタルの正確無比な優れた精度には、どんなに優秀な機械式時計であっても太刀打ちできなかったのです。

しかし、このアストラルに搭載されていた17石ムーブメントは、手巻の機械式ムーブメントとしては完成の域に達した理想的なキャリバーであったといえます。
その上、その熟成されたデザインは、まさにスミスらしさに満ち溢れた英国の個性を色濃く感じ取ることができます。

つまり、本来、スミスにとって超ロングセラーだったセンターセコンド黒文字盤デラックスに続き、あらゆる面で完璧なこのアストラルは、ベストセラーになるべくして生まれてきたモデルだったのです。

当時の時代背景によりレアモデルとなった、この「ブラック12オンリーアストラル」を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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2026年4月15日水曜日

 英国スミス社製時計の専門店 ウォッチギャラリービッグベアー

スミス専任時計師の店主による
"スミスのブログ"

新入荷のスミス❻
「稀少デラックスの銘品
 ~ブルーアイが入荷!~


ブルーアイ(青い目)という名のデラックス

スミスの中には、白い文字盤の中央に黒い円形のデザインのあるモデルがいくつか存在して
おり、牛の目に似ていることから英国では、それらを総称してブルアイと呼んでいます。

今回入荷したデラックスは、ブルアイの中でも黒い部分がメタリックブルーであることから、特にブルーアイの愛称で呼ばれ、その輝きは光の当たり方で変化し魅惑的な印象を放っています。




全てが個性的かつ英国的

デラックスのデザインコンセプトは、伝統的な要素を取り入れつつも個性的であり、英国的な落ち着いたバランス感覚で上質に仕上げられていることと言えるでしょう。

このデラックスは、ローズゴールドのインデックスや3針、オールドイングリッシュホワイトとメタリックブルーのコントラスト、円盤を思わせる形状のクロームメッキケース、そして、特大の防水ケース用の竜頭など、全てが個性的でありながら落ち着いた英国らしいバランスの良い仕上がりにまとめ上げられていることに感心させられます。



文字盤のメタリックブルーに合わせて秒針先端の
矢印状のモチーフにはブルーのキャンディー塗装が施されています。


6時の下に位置するMADE IN ENGLANDの文字は、

このデラックスのテーマカラーのブルーでプリントされています。


一見、個性的なデザインに感じるこのブルーアイは、
しっかりと1950年代のデラックスとしての魅力を纏っています。




1950年代のハイグレード

特筆すべきは、このデラックスが凝ったデザインで仕上げられているだけでに留まらず、ウォータープルーフやアンチマグネティックなど1950年代における最先端の技術を採用していたことです。

そして、文字盤は言うに及ばず、個性的な3針を始め大径のケース本体やそれに伴うスペーサーや、通常メンズウォッチには搭載しないレディース用に開発された小型ムーブメントなど、この時計専用の部品が極めて多いことから、スミス社のこのブルーアイ開発における熱い思いを感じることが出来ます。




スリムラインの先駆け

外径35.2mmというスミスとしてはトップクラスのマグナムサイズであった、このブルーアイのケースに、なぜ極めて小径のレディース専用ムーブメントを搭載したのか?

この疑問の答えを解くカギは、ケース形状にありました。1965年前後から世界的に流行したスリムラインのコンセプトは、時計の厚みを極力薄く見せることでした。

その具体的な技法は、裏蓋をテーパー状に削ったり、ケース本体の周囲を極力薄く加工することで、時計の実際の厚みよりも、少しでも薄く見せるテクニックでした。

つまり、スミス社は1950年代に、すでにブルーアイのケースにスリムラインのデザインコンセプトを採用しており、そのために、17石でありながら、極めて小型かつ薄型のレディース用ムーブメントを採用していたという訳なのです。



スミスの意欲作を手に

ブルーをテーマカラーにしたデラックス、ブルーアイは、スミスの戦後の黄金期である1950年代に、スミス社のデザインセンスと技術力を惜しみなく注ぎ込んだ意欲作と言えます。

まるで1950年代にタイムワープしたような、新品と申し上げても良いほどに美しい状態を保った稀少性の高いブルーアイを、このチャンスに手にしてみてはいかがでしょうか。

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2026年4月5日日曜日

 英国スミス社製時計の専門店 ウォッチギャラリービッグベアー

スミス専任時計師の店主による
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新入荷のスミス❺
「デラックス以前の銘品
 ~1950年代初頭の1215が入荷!~


個性際立つ2本

今回、入荷したのは、戦後まもなく英国イングランドの田舎町チェルトナムに設立されたスミス社初の自社工場で、1950年代初頭に生産された2本の1215(トゥエルブフィフティーン)モデルの最終型です。

異なった個性を纏った、2本のスミス1215は、デラックス発売の直前に生産されており、共に熟成され、1215の問題点が払拭されたムーブメントが搭載された理想的な個体です。



Made in Englandは1215から

上の写真のムーブメントは1215(トゥエルブフィフティーン)モデルの最終型に搭載されていた1215 Cタイプと呼ばれるキャリバーです。スミス初の英国製ムーブメントの熟成モデルであり、入荷した2本にも搭載されています。そのため、デラックスに搭載されたものと同じ品質と言えます。

このムーブメントは、前述の通りキャリバー名を1215 Cタイプといい、英国のイングランド・チェルトナム自社工場製であるためムーブメントにもMade in Englandの文字が誇らしく刻まれています。



文字盤にも誇らしくMade in Englandの文字が…。


の良い方はお気づきのことと思いますが、デラックス以前の英国イングランド製スミス腕時計の文字盤には、SMITHSというブランド名はあってもモデル名はありません。

つまり、デラックス以前のモデルを1215と呼ぶのは、そのキャリバー名から由来しているのです。文字盤には1215の文字は見られませんが、当時のカタログや広告には、モデル名として1215(トゥエルブフィフティーン)の名が記載されていました。



1951年の英国の雑誌、Country Lifeに掲載された雑誌広告。


~イングランド製であることの意味~

英国は、イングランド、スコットランド、ウェールズ、
そして、北アイルランドの4つからなる連合国であることが
知られていますが、とりわけロンドンが位置するイングランドは
人件費が高く、それに見合った技術力や高品質な製品を
作るための設備が整った工場を運営できる場所であると言えます。

実際、スミス社においても若者や学生向けに開発された
時計の製造はスコットランドやウェールズ工場で行われており、
コストダウンが容易くエントリーモデルの生産に向いていました。

つまり、文字盤やムーブメントに"Made in England"という文字が
プリントされていることは、その製品の品質や耐久性は元より
デザインまでもが一級品であることの証であると言えるのです。




2種類の1215の違い

前置きが長くなりましたが、1215モデルは英国(イングランド)製を名乗れる初のスミスであり、1970年代まで続いたイングランド製スミス腕時計のほとんどの高性能モデルに、この1215とその発展型ムーブメントが、搭載されていたのですから、1215ムーブメントの基本設計がいかに優れていたかをお分かりいただけることでしょう。

それでは、今回入荷した2種類の1215の違いについてお話ししましょう。まずは、1215モデルの特徴ですが、その多くの文字盤はアルミをベースにヘアライン加工が施され、一部にホワイトやカッパー(銅色)の塗装を施したモデルもありますが、両サイドのSが大きいSMITHSのロゴのみが12時の下にプリントされていることが決め手となります。

そして、今回の2点を比較しますと、左がアラビア数字と針にルミナス(夜光塗料)が施されており、ケースのラグの形状がシンプルなスタンダードタイプであることに対し、右はルミナスはなく、ホーンラグという動物のツノのような形状のラグであることが主な特徴と言えます。また、文字盤のサイズは左の方がひと回り小ぶりです。
※文字盤のルミナスは、この個体の場合、そのほとんどが消滅しています。


ルミナス文字盤の1215


上の写真のモデルは、英国の名門ケースメーカー、デニソン社製のニッケル無垢3ピースケースを採用しており文字盤は小さいため、その分ベゼルの幅を増やし、しっかりとした骨太な印象を与えています。そのため31.2mmというサイズですが重厚な存在感のある時計に仕上がっています。



シンプルなラグ形状のルミナス文字盤の1215ですが、ケース側面にはヘアラインが施され、竜頭は段付きのデザインであることで充分な個性を主張しています。



文字盤のアラビア数字は影付きの袋文字という凝った書体。数字のルミナスは経年によりほとんど消滅していますが、長短針にはしっかりとオレンジ色の夜光塗料が残っており、効能はなくなっているものの、この時計の魅力的な個性となっています。文字盤のわずかなエイジングと共に、この個体ならではの素晴らしい佇まいをお楽しみいただけるでしょう。

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ホーンラグの1215

上の写真のモデルは、極めて個性的な動物のツノのような形状のホーンラグが魅力のクロームプレーテッドケース本体にステンレススチール製のベゼルと裏蓋が備わった印象に残るデザインのケースが採用されています。そのため31.2mmというサイズですが、伸びやかさを感じられる時計に仕上がっています。


このホーンラグの1215は、1950年代初期の時計としては全体にとても良いコンディションを保っていますが、写真でお分かりいただけるように青焼針や文字盤のわずかなエイジングが見られる個体と申し上げられます。しかし、それらのエイジングはとても自然で、この時計が70年以上の歳月を過ごしてきた証と言える魅力ある佇まいと感じていただけるはずです。



また、この1215のステンレススチール製の裏蓋には、この時計のアイデンティティーと申し上げられる極めて美しいプレゼンテーションウォッチとしての刻印が施されており、ヴィンテージウォッチならではの魅力を味わうことが出来ます。

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2026年3月26日木曜日

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新入荷のスミス❹
「12オンリー文字盤の風格
 ~アストラルの超レアモデルが入荷!~


極めて個体数の少ない12オンリー

「12(トゥエルブ)オンリー」と呼ばれる個性に満ちた書体の12の数字が印象的なこのアストラルは、20年以上スミス専門の時計店を続けてきた私どもであっても極めてレアなモデルであると申し上げられます。

アストラルには、12オンリーの腕時計はいくつか存在しますが、ルミナス(夜光塗料)が施されたこのモデルは、今回が初入荷となります。




モダンとトラディショナルの融合

アストラルはスミスの中では、先を見据えたモダンなデザインを基本的なデザインポリシーに掲げたモデルですが、このモデルは少々趣の異なるバランスであるといえるでしょう。

それは、アストラルらしいシャープなケース形状や、斬新な書体のアラビア数字やバーインデックスのモダンなデザインに加え、文字盤に与えられた放射状ラインによる扇形の光の演出や、ルミナス(夜光塗料)の効果的な配置、そして、防水ケースによく見られる膨らみのある竜頭形状などの1950年代以前のトラディショナルなデザインエレメントが巧みにバランスしているところに顕著に表れています。





12の数字一点に集約させた力強さ

スミス社の文字盤デザインは、落ち着いたトラディショナルな方向性のモデルが多い中、このモデルのような一見すると奇抜とも思えるデザインを採用したモデルがいくつか存在します。

しかし、スミス社が考えるデザインポリシーには、奇を衒ったような手法はなく、そこには明確な目的を持ったデザイン手法のみが息づいているのです。

このアストラルの「12オンリー」が意味するものは、他のアラビア数字を消し去り繊細なバーインデックスとした潔さが感じさせる「力強さ」であり、それは、正に英国らしい風格であるといえるでしょう。




手にした時に感じる存在感

このアストラルの外径はスミスの中では大き目な34.2mmですが、一般的な現代の時計としては、とても小さいといえるでしょう。

でも、この時計を手にすると実際のサイズとは異なる存在感があることに気づくはずです。それは、この時計が持っている放射線状のラインが生み出す豊かな広がりのあるラジアル文字盤の特徴や12オンリーのデザインが見るものに与える力強さによるものといえます。



防水ケースでこの薄さ

このケースは驚くことに防水ケースです。防水ケースは、通常、裏蓋がスクリュー式で、ねじ込み部分の厚みがあり、ここまで薄い裏蓋やケース本体に仕上げることは難しいことです。

ところが、このアストラルのケースはスリムラインといって、ケース本体の薄さはもちろん裏蓋をテーパー状に仕上げ、17石ムーブメントの厚みを収め、さらに、スクリュー式の裏蓋を使わず本体の特殊な構造でパッキンを備えたスナップオン式を採用。

その効果により、腕に装着した際に極めて薄く見えるという訳です。




モダンとトラディショナルを手に入れる

1960年代後期の先進性とスミスの時計史における伝統とが融合したこのアストラルには、バーガンディーカラーのリアルリザード革ベルトを装着し、さらなる魅力を引き出しました。

英国本国においても、探し出すことが極めて難しい、この超レアモデルと共に贅沢な時を過ごしてみてはいかがでしょう…。

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