英国スミス社製時計の専門店 ウォッチギャラリービッグベアー
スミスはとても古い時計です
ウォッチギャラリービッグベアーで扱っているスミスの腕時計は、そのほとんどが戦後間もなくの1946年より1970年頃までの約25年間に、英国のイングランドにあるチェルトナム工場でスイスのジャガールクルト社の技術を取り入て製造された、いわゆる高級機と呼ばれる製品です。
つまり、少なくとも製造後56年以上、最も古いモデルであれば80年が経過した、とても古い製品であるといえます。※2026年現在
そのため、もちろん新品を手に入れることは出来ず、デッドストックや極上の個体であっても、とても長い歳月が必ず何らかの経年変化を生み出すものです。
しかしながら、そんな経年変化こそが、実はヴィンテージウォッチの魅力のひとつであることに、私たちは無意識のうちに気づいており、愛着を覚えることも少なくないのです。
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英国人が愛するパティナとは
この度、英国より入荷したデラックスは、ケース外径34.8mmで、スミスの中ではマグナムサイズのデラックスですが、決して新品同様のコンディションを保った個体ではないことに、ひと目で気づくことでしょう。
文字盤には、ほぼ均一に70年以上の歳月が生み出した、えも言われぬ経年変化が見られますが、アラビア数字やインデックスなどのデザインを壊してしまうような見苦しいシミなどは一切ありません。
このデラックスのエイジングのように、そのモデルの魅力を増してくれるポジティブな経年変化を英国人はパティナという言葉で表現し、珍重します。
パティナ(patina)は、緑青という銅や真鍮などの金属に現れる青サビを意味する言葉ですが、英国人は親しみを込めて、「美しい表情のエイジング」をパティナと微笑みながら囁くのです。
美しいメカニズムが肝
機械もの、特にヴィンテージウォッチにおけるムーブメントの美しさは、オーナーの使い方以上に、メンテナンスを施す時計師の腕に左右されます。
その善し悪しは、裏蓋を開けるためのオープナーの操作方法、マイナスドライバーやピンセットの選び方から、時計の専用工具の使い方まで、時計師の熟練度やメカニズムに対する心遣いによって大きく変わります。
上の写真は、ビッグベアーで整備する前の状態ですが、その美しさから、英国でとても良い整備を受けてきた個体であるかをお分かりいただけるでしょう。
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すべてに手を入れて完璧に
外観にエイジングが見られる個体は、ムーブメントがくたびれていると想像しがちです。
しかし、多くの英国人の考え方は少々異なっています。
機械もの、特に精密機械は、決められたスパンで正しくメンテナンスを施さなければ、末長く使うことができないことを熟知しています。
逆にいうと、スミス社が推奨している2年に一度の定期的なメンテナンスを行っていれば、ゴミの侵入などのトラブルがない限り、英国の優れた製品であるスミス デラックスなどの高級機は、半永久的に毎日快適に使用できるのです。
ところが、このデラックスを始めとするスミスのヴィンテージウォッチは、英国で市場に出されるまでに、50年以上使われず眠っていることがほとんどです。
そのため、このデラックスのように、現役時代にはしっかりとメンテナンスされ完璧な状態に見えるムーブメントであっても、50年間放置されていたことで、オイルの硬化やサビの発生、経年によるスプリング類の劣化など、様々な不具合が生じています。
ビッグベアーでは、消耗や劣化のある部品や、スミスの欠陥部品の交換とともにメンテナンスを行い、スミスのチェルトナム工場出荷時以上の完璧な状態に仕上げています。
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ところが、このデラックスを始めとするスミスのヴィンテージウォッチは、英国で市場に出されるまでに、50年以上使われず眠っていることがほとんどです。
使い込まれた佇まいを楽しむ
この約70年前にチェルトナム工場で製造され、正しく使い込まれた佇まいのデラックスに心惹かれましたら、下のリンクより商品ページをご覧ください。
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