ラベル スミス アストラル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル スミス アストラル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026年8月20日木曜日

 英国スミス社製時計の専門店 ウォッチギャラリービッグベアー

スミス専任時計師の店主による
"スミスのブログ"

「アポロ アストラル」
~当時の近未来デザインが魅力~

1960年代スミス社製アストラル15石手巻腕時計 税込価格299,000円 商品ページはこちら

アポロ計画時代に生まれた

1960年代当時アポロ計画の影響を受け、世界的に様々な近未来的なデザイン、いわゆる「レトロフューチャー」を感じさせる製品が生まれました。

英国においても、このアストラルのようなアラビア数字の書体に見られるアポロをイメージしたデザインが使われたレアモデルが誕生しています。


商品ページはこちらから





アポロ アストラルと呼ばれる由縁

近未来をイメージしたアラビア数字の独特な書体や、文字盤に彫り込まれたキラッと輝くインデックスなど、宇宙を思わせるデザイン。

"ASTRAL"というネーミングには、「星の煌めき」という意味があることから、このモデルは、英国の一部の好事家から、アポロ アストラルと呼ばれて親しまれています。


商品ページはこちらから



先進技術を投入

このアストラルのムーブメントには、アポロ計画時代にふさわしく、ムーブメントへ最新の先進技術が投入されています。

1960年代へと移り変わる時期に開発されたショックプルーフ機能や、その後の工作精度の飛躍的な向上で可能となったチラネジのないスマートな外観の振り子には、未来を予測させるイメージが投影されていました。


商品ページはこちらから



スミスは感性で決めるべき時計

お客様の中には、どれに決めるか悩む方がいらっしゃいますが、そんな時は、「悩んではいけません、悩みだしたらエンドレスですよ。」と申し上げます。

優れた英国製品すべてに言える特長ですが、デラックスやアストラルなどの高性能モデルであれば、どれも、機械的、デザイン的に徹底的に考えつくされて設計、製造されているので、どれに決めても間違いはないの
です。

私は、「感性で決めてください」「ふたつ欲しいと思ったら、次の機会に手に入れれば良いのです」と提案します。

もし、このアポロ アストラルに心惹かれたのであれば、それは、この時計がご自身の感性に響いた証であり、あなたにとって間違いのない一本といえるのではないでしょうか。

商品ページはこちらから







2026年3月26日木曜日

英国スミス社製時計の専門店 ウォッチギャラリービッグベアー
スミス専任時計師の店主による
"スミスのブログ"

新入荷のスミス❹
「12オンリー文字盤の風格」
 ~アストラルの超レアモデルが入荷!~


極めて個体数の少ない12オンリー

「12(トゥエルブ)オンリー」と呼ばれる個性に満ちた書体の12の数字が印象的なこのアストラルは、20年以上スミス専門の時計店を続けてきた私どもであっても極めてレアなモデルであると申し上げられます。

アストラルには、12オンリーの腕時計はいくつか存在しますが、ルミナス(夜光塗料)が施されたこのモデルは、今回が初入荷となります。




モダンとトラディショナルの融合

アストラルはスミスの中では、先を見据えたモダンなデザインを基本的なデザインポリシーに掲げたモデルですが、このモデルは少々趣の異なるバランスであるといえるでしょう。

それは、アストラルらしいシャープなケース形状や、斬新な書体のアラビア数字やバーインデックスのモダンなデザインに加え、文字盤に与えられた放射状ラインによる扇形の光の演出や、ルミナス(夜光塗料)の効果的な配置、そして、防水ケースによく見られる膨らみのある竜頭形状などの1950年代以前のトラディショナルなデザインエレメントが巧みにバランスしているところに顕著に表れています。





12の数字一点に集約させた力強さ

スミス社の文字盤デザインは、落ち着いたトラディショナルな方向性のモデルが多い中、このモデルのような一見すると奇抜とも思えるデザインを採用したモデルがいくつか存在します。

しかし、スミス社が考えるデザインポリシーには、奇を衒ったような手法はなく、そこには明確な目的を持ったデザイン手法のみが息づいているのです。

このアストラルの「12オンリー」が意味するものは、他のアラビア数字を消し去り繊細なバーインデックスとした潔さが感じさせる「力強さ」であり、それは、正に英国らしい風格であるといえるでしょう。




手にした時に感じる存在感

このアストラルの外径はスミスの中では大き目な34.2mmですが、一般的な現代の時計としては、とても小さいといえるでしょう。

でも、この時計を手にすると実際のサイズとは異なる存在感があることに気づくはずです。それは、この時計が持っている放射線状のラインが生み出す豊かな広がりのあるラジアル文字盤の特徴や12オンリーのデザインが見るものに与える力強さによるものといえます。



防水ケースでこの薄さ

このケースは驚くことに防水ケースです。防水ケースは、通常、裏蓋がスクリュー式で、ねじ込み部分の厚みがあり、ここまで薄い裏蓋やケース本体に仕上げることは難しいことです。

ところが、このアストラルのケースはスリムラインといって、ケース本体の薄さはもちろん裏蓋をテーパー状に仕上げ、17石ムーブメントの厚みを収め、さらに、スクリュー式の裏蓋を使わず本体の特殊な構造でパッキンを備えたスナップオン式を採用。

その効果により、腕に装着した際に極めて薄く見えるという訳です。




モダンとトラディショナルを手に入れる

1960年代後期の先進性とスミスの時計史における伝統とが融合したこのアストラルには、バーガンディーカラーのリアルリザード革ベルトを装着し、さらなる魅力を引き出しました。

英国本国においても、探し出すことが極めて難しい、この超レアモデルと共に贅沢な時を過ごしてみてはいかがでしょう…。

この時計の商品ページはこちら








2022年4月29日金曜日

 スミス専任時計師のウォッチギャラリー・ビッグベアー店主、大熊 康夫のブログ

~時計師の仕事場 #0011~

「古典的なデザインが生んだ魅力」 

1965年 パール調ダイアル・アストラル



「微かに黄色味を帯びたパール調の文字盤」

アストラルらしい、パール調の盤面の中でも、このアストラルは光の当たり方で、黄色味が強く表れる瞬間があり、9金無垢ケースや金メッキの三針、そして、浮彫のアラビア数字のインデックスとのバランスの良さに、気品ある英国製品としての魅力を感じることが出来ます。





「古典的なデザインが美しさを生む」

シンプルな中にも、各部にしっかりとした普遍的なアラビア数字のインデックスや、伝統を感じさせるスモール・セコンド・ダイアルなどの、古典的な要素がバランスよく使われることで、英国的な間違いのない美しさを生み出しています。







「ムーブメントの際立つ美しさが語りかけてくること」

1965年製造の、このアストラルには、熟成しきった、スミスの最終到達点と言える完成度の極めて高い15石ムーブメントが搭載されています。

そして、時計師として、ここでお伝えするべきことは、まるで、昨日イングランドにあるスミス社のチェルトナム工場から出荷されたばかりと、見まごうほどに美しい、このムーブメントが語りかけてくることです。

それは、外観の美しさや、使用頻度が少なかったこと、そして、極めて良い環境下で保管され続けて来たことはもちろんですが、最も重要なのは、60年近い長い眠りから覚めるまで、工場出荷以来、誰の手にも触れられることが無かったことに他なりません。

そんな、まるでデッドストックのようなムーブメントの、すべてを分解し、
スミスの唯一の欠陥部品を対策部品へ交換することを含めた、ビッグベアーの専門店ならではの整備を行うことで、工場出荷時の精度と、それ以上の耐久性を得ることが出来るのです。


◆

「新品と見まごうほどの美しいパーツ」






◆





この時計の商品ページはこちらから








2019年7月8日月曜日

夏の英国では、夜10時を過ぎると日が暮れる


光を操るアストラルの美しさ

スミスのヴィンテージ・ウォッチの中では、アストラルはシンプルで洗練されたデザインが魅力であるといえますが、やや地味な印象があるのも確か。しかし、アストラルの文字盤には、一見シンプルに見える簡潔なデザインの中に、細部にこだわりの隠し味を潜ませせているモデルが多く存在しているのです。今回は、そんな、知られざる粋な隠し味を身に着けた美しいアストラルを紹介させていただきます。

★この時計の商品ページはこちらから★


■エッジ効いた面が美しさを演出
ユニークな形状に彫り込まれたインデックスとシャープな造形の長短針。金メッキされたこれらの面に光が当たるとシンプルでおとなしい印象の文字盤に、強いコントラストの明暗が生まれ、印象深いな文字盤へと表情を変えます。





■ケース側面には味わい深い加工が
このアストラルのクロームメッキ・ケースは、極めてスタンダードな形状のスミスらしいシンプルな印象ですが、側面に目を凝らすと繊細なヘアラインの装飾があることがわかります。竜頭のシンプルでプレーンな形状との対比が効果を深めています。






文字盤のエイジングが魅力

本来、フラットなサーフェイスであるこのアストラルの文字盤。長年の使用による経年変化で、その表面には多数のシミのようなエイジングが表れて来ています。しかし、そのエイジングは見事に文字盤全体に均一に表れているため、あたかも新品当時から施されていた地紋であるかのように見えてしまうほど自然です。水分の侵入などによる突発的なシミではなく長い年月をかけて、少しずつ色づいてきたエイジングであるからこそ、美意識の中に包み込まれてしまうのではないでしょうか。


■クロームと金との光の対話
クロームメッキのケースに金メッキのインデックスや針を合わせるデザイン・センスは、スミスらしい技法といえるかもしれません。それぞれに光が当たることにより、時には、各々が主張し、また、あるときは調和するといった光の対話が生まれるのです。




受けた光を暖かい光に反射する

日の光を受けると、文字盤全体がが、まるで電球の光のような温かみのある色に反射する。シンプルなデザインのアストラルに秘めた、美しい光の演出といえるでしょう。また、クロームと金とが統一感のある、ひとつのバランスのとれた調和を生み出していることを、お分かりいただけることでしょう。


■薄明るい光の中で
このアストラルを、薄明るい光のもとで見てみると、クロームメッキはやや青みがかり、文字盤はグリーンを帯びたように見えます。様々に表情を変えるこのアストラル。一日の中で刻々と変化して行く光が、変わりゆく表情を次々へと見せてくれる。楽しみは尽きません…。




■1960年代の信頼性
戦後間もなく生まれた1215ムーブメントは時を経て、様々な熟成を重ねてきました。それは、機械式時計の進化と共にあり、テクノロジーの変革を見ているようです。このアストラルのムーブメントにはショックプルーフが備わっており振り子の繊細な軸を守ります。




よき相棒となってくれる頼もしさ

このアストラルのデザイン上の魅力を存分にご堪能いただけたでしょうか?ここで、ひとつ、しっかりとお伝えしたいことがあります。ケース表面や文字盤など、外観上のエイジングはこの時計の魅力であって、決してデメリットではないと考えており、それを充分にご理解いただける方の元に届くことを強く望んでいます。しかし、このアストラルの最も大きなチャームポイントは、その外見とは裏腹にムーブメントの状態が極めて良いということです。一般に機械は外見にエイジングが見られるとその中身であるメカニズムについても問題があると思われがちです。しかし、ビッグベアーが扱うスミスは、その常識を打ち破ることに力を注がれたアイテムばかりです。このアストラルは、そんなビッグベアーのポリシーを身をもって体験していただけるように、徹底的な整備が施されています。

★この時計の商品ページはこちらから★

2019年5月31日金曜日

光の当たり方で、文字盤の表情を、様々に変えるアストラル


放射線の地紋が表情をつくる

このアストラル・ナショナル17、一見するとシンプルな文字盤から、地味な印象を受けるかもしれない。しかし、文字盤を少しずつ傾けると、盤面に刻まれた繊細な放射線状の地紋により、光の反射による様々な表情が生まれるという、とても凝ったデザインが施されていることが分かる。シンプルで余白の多い盤面だからこそ効果のある極めて粋な文字盤である。

■この時計の商品ページはこちらから■



■美しさの極みといえる文字盤
アストラルは元々シンプルでモダンな印象を持つデザインが特徴のスミスです。そして、その中でもナショナル・シリーズは特にその傾向が強いといえるでしょう。そんなシンプルなデザインの中に奥深い味わいが注ぎ込まれたのが、このモデルなのです。

■シンプルなスリムライン・ケース
このアストラル・ナショナル17は17石の厚みのあるムーブメントをテーパードの裏蓋を使用することにより、見事にスリムラインのケースに収めた逸品です。





■後期型の安定したムーブメント
さらに、このモデルに搭載された17石ムーブメントは厚みを最小限に抑えるための工夫がブリッジ部分に採用されています。スミスの1215より発展したCタイプキャリバーは、小型化と同時に精度と信頼性の飛躍的な向上にも貢献しています。



■セッティングの自由度が精度に結びつく
1960年代末期に近いこのムーブメントの振り子には歩度調整以外にもヒゲゼンマイの固定位置の調整も可能にしているため、よりシビアなセッティングを可能としています。これにより、より精度の高いセッティングを可能にしています。





■この時計の商品ページはこちらから■

2019年4月4日木曜日

個性派のスミス・アストラル


日曜日の午前中

文字盤の表面い反射率の異なる無数のリフレクターを並べたような個性的なデザイン。室内ではシックで気品あふれるトラディショナルなスミス・アストラル。外へ連れ出し太陽の光を浴びると、その角度や光の強さにより実に様々な表情を見せてくれます。室内で見せる落ち着いた雰囲気とはまるで異なるキラキラとしたアクティブな印象。キャンディー塗装のレッドアローと共にアストラルならではの美しさが、日曜日の午前中に彩をそえて、浮きうきとした気分にさせてくれます。

このアイテムの商品ページはこちらから。

■デラックスにはないアバンギャルド
スミスの代表格には、ご存知のようにデラックスとアストラルという全く同じグレードの二種類のシリーズがあります。デラックスがトラディショナルなデザインに対しアストラルはモダンで少し時代の先を見据えたデザインでした。特にこのモデルは、今振り返ると思い切ったデザインのアバンギャルドだったのでは…。


■テキスタイルのような魅力
強い光を当てなければ文字盤の表面はシックで落ち着いた、まるで布で出来ているような印象すら与えます。その表情はジェントルで気品に満ちた英国の伝統を感じさせてくれるほど。同じ文字盤とは思えない、こんなにも大きく変化する印象はオーナーだけが味わうことの出来る特権と言えるでしょう。


■キャンディー塗装のレッドアロー
スミスのセンターセコンド・ハンドには赤い装飾が施されていることが多く、それがスミスの個性のひとつとなっています。このキャンディー塗装のレッドアローも例外ではなく金メッキが施されたベースにクリアーレッドの塗装が施されています。透明感のある独特な質感が魅力です。



■独特な形状の裏蓋
このアストラルに搭載されている17石ムーブメントは、ベーシックなスモールセコンドの位置より、センターに秒針を配置するためにギアの数を増やし、また、ギアの階層を増やしているため、ムーブメント自体の全高が高くなっています。そのため裏蓋の形状もやや膨らみのある形状へ。



■階層を増やした17石ムーブメント
アングルを少し下げてムーブメント内部を眺めてみると、15石と比べギアの階層が増えていることが分かります。こんな眺めも機械式時計の魅力のひとつなのではないでしょうか。










★このアイテムの商品ページはこちらから。







2018年7月3日火曜日

スミスのデイト付は激レアです!


1960年代スミス・アストラル"DATE"

1970年代の廉価版SMITHSには、デイト付の製品を目にすることは多いのですが、ハイクウォリティー・ラインのスミスには、デイト付を見つけることは、極めて困難と言えるほど、sおの生産数は限られています。このアストラルはとてもシンプルな文字盤にデイトが付くとても魅力的なモデルです。

デイトを最優先にしたデザイン

シンプルでモダンなデザインが魅力のアストラルですが、このモデルは、デイトのウィンドウを際立たせるために、アラビア数字を12のみとし、装飾を極限にまで、省いています。



アイボリーの文字盤が白さを主張

アストラルの多くはパール調の文字盤を使用していますが、このモデルは、そんなパール調文字盤とは少々異なった色合いであるといえます。わずかにメタリックな質感を感じさせるものの、通常のパール調とは一味違う独特な白さが個性的で魅力です。


金メッキケースがもう一つの個性

独特な文字盤と絶妙に調和した、シンプルながら実は凝ったデザインが施された金メッキケースはモダンなアストラルらしさを際立たせています。周囲に施されたエッジの効いたラインが、単調になりがちなシンプルなデザインに奥行きを与えています。


菱形の飾りはスミスの証

センターセコンド文字盤における、最もスミスらしいデザインのひとつにレッドアローと、この菱形の装飾が挙げられます。レッドアローは1950年代に、そして、この菱形の装飾は1960年代のモデルに多く使用されています。


デイトの存在感

このアストラルのチャームポイントのひとつである凝ったデザインの日付のウィンドウ。まるで、絵画の額縁のような日付窓は、見事にデイトの存在感を主張しています。それでいてアストラルの特徴である
モダン&シンプルな方向性と自然に調和しています。

ショックプルーフ付の安心感

このアストラルには振子のエンドストーン(ルビー)をスプリングで包み込んだ、ショックプルーフ機能が備わっています。1960年代末期の熟成した精度と共に大きな安心感を提供してくれるスミスです。



このスミスの製品ページはこちらから。