2026年9月30日水曜日

 英国スミス社製時計の専門店 ウォッチギャラリービッグベアー

スミス専任時計師の店主による
"スミスのブログ"

「知られざるスモセコの黒文字盤」
~1年間のみ販売された超レアモデル~

1950年代スミス社製デラックス15石手巻腕時計 税込価格299,000円
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稀少な黒文字盤スモセコデラックス入荷!

この度、英国より入荷したスミスは、1957年の1年間のみ販売されたメーカー品番A321の、「スモセコ、黒文字盤、ゴールドプレーテッド」のデラックスです。
※メーカー品番の頭にある「A」は、メンズであることを表しています。

「センターセコンド、黒文字盤、ゴールドプレーテッド」のデラックスは、1954年から1961年までの7年間販売されていましたが、このA321は、1957年の1年間のみの販売で、極めて生産数の少ない、ほぼ限定品といえるレアモデルなのです。


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まったく異なるデザインが楽しい

写真左の、黒文字盤デラックスのスタンダードといえるセンターセコンドのA358は、シンプルでシックなデザインとレッドアローが魅力ですが、右のスモールセコンドのA321はスモセコとのバランスを、アラビア数字の12のボリューム感でつり合わせ、そこに浮彫で三次元の幾何学的なモチーフのインデックスで遊び心を加えています。A358とはまったく異なる奥行きと風格が両立した小宇宙的デザインに仕上がっています。

それぞれの文字盤には、「スミスらしい、シンプルかつ奥深い主張を纏った英国的美学」を感じられ、どちらも甲乙つけがたい個性的な魅力を放っているところがなんとも楽しいですね。

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稀少性と非日常を楽しめる黒文字盤

スミスの中でも、黒文字盤のモデルは数が少なく選択肢が元々少ないカテゴリーといえますが、特にこの「ゴールドプレーテッドかつスモセコバージョンの黒文字盤デラックス」は、「黒文字盤デラックス」の中で一割にも満たない希少性です。

黒文字盤は、それだけで個性を感じさせますが、「小宇宙を思わせる1950年代のスミスらしさに溢れたこの時計を、毎日の生活の中で使用すること」は、どんな場面においても「非日常を楽しめること」となるでしょう。

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確かな精度と信頼の15石ムーブメント

もちろん、ムーブメントはビッグベアーのスミス専門店としての技術が隅々まで注ぎ込まれ、1950年代当時のスミス本来の精度と、スミスの欠陥部品を当店独自の対策部品に、また、スミス専用のスイス製新品動力ゼンマイにより、当時以上の耐久性をご体感いただけます。

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端正な細工の漆黒のデラックスを手に

1957年のたった一年間のみ販売されていた、スミス品番A321デラックス。漆黒のスモセコ文字盤に、計算し尽くされたスミスらしい端正な細工がみごとにバランスしています。さらに、次元の異なる希少性という価値観が注ぎ込まれたこの個体に、魅力を感じられましたら、下記のリンクより商品ページをご覧ください。

「詳細な解説」と、「美しいディテール画像」により、さらなるA321の小宇宙へと足を踏み入れていただきたい。

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2026年9月23日水曜日

  英国スミス社製時計の専門店 ウォッチギャラリービッグベアー

スミス専任時計師の店主による
"スミスのブログ"

「アーリーデュオトーン」
~このデラックスと至福の時を過ごす~

1950年代初期物スミス社製デラックス15石手巻腕時計 SOLD



美しさ際立つ逸品が入荷!

この度、英国より入荷したスミスは、メーカー品番A208のいわゆるデュオトーン文字盤デラックスの最初期モデルです。
※メーカー品番の頭にある「A」は、メンズであることを表しています。

このモデルの生産年は1953年及び1954年のみで、個体数が極めて少ないアーリーデュオトーンといわれる機種です。状態の良さは、特に素晴らしく、外観からムーブメントに至るまでの全てにおいて、この上ない至極の逸品と申し上げられます。







基本設計を崩さないスミスらしさ

直径26mmのデュオトーン文字盤は、小径ながらシンプルかつ細部にまで拘りを感じさせる造形で、外径31.2mmのミニマムサイズのニッケルクローム合金ケースは、この素材独自の色と質感の素晴らしさに、剛性を優先した質実剛健なコンセプトがそそぎ込まれています。

戦後最初期モデルの1215の基本設計を崩すことなく礎とし、さらに、小さな改良を積み重ねて築き上げられたこのモデルの成り立ちには、戦前から続く伝統を重んじて歩んできたスミスらしさが溢れています。







熟成を重ねる進化

そして、このデラックスに搭載されたムーブメントは、1215時代のキャリバーをベースに問題点を払拭して熟成を重ねた進化形へとリファインされています。

1215ムーブメントの進化は多岐に及びますが、1940年代に設計されたプロトタイプの極めて優れた基本設計を最大限に生かし、その進化の系譜は1970年代までの長きに渡り続いています。







ベーシックモデルの魅力

優れた英国製品にとってベーシックモデルである条件は、設計者の意図を損なうことなく表現されたことであり、シンプルかつ質実剛健なこのデラックスは、正に1215譲りのベーシックモデルと呼ぶに相応しいでしょう。

戦後のスミス社製腕時計の初期物である1215のムーブメントにはいくつかの欠陥があり、それらを払拭したのがデラックスでした。つまり、ベーシックモデルといえるこのデラックスは、スミスの基本コンセプトはそのままに、デメリットを解消することで安心して日常使用できる良いとこどりのスミスであると言えるのです。


この美し過ぎるアーリーデュオトーンを、贅沢にご堪能してみてはいかがでしょうか?きっと、あなたを1950年代の英国へ誘ってくれる相棒となることでしょう…。