2019年7月23日火曜日

魅惑のブラック文字盤デラックス



無彩色のブラックだからこそ見える色彩

様々なバリエーションのあるスミス・デラックスの中でブラック文字盤のモデルは、このモデルの他には2種類のみと極めて希少といえます。その文字盤がブラックであるということで、レンズの表面に映し出された、幾つもの波長の異なる光は、まるで黒真珠のように、その色彩を主張します。身に着けたこのデラックスの、その漆黒の文字盤は、本来持っていなかった、映し出された色を操ることになるのです。夜空に描き出されたオーロラのように…。

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■ブラック&ゴールドの世界観
極限にまで目立たないダークなブラック・ダイアルに、この上なくビビッドなゴールドの調和。これは世界のどの国にもある最もベーシックな配色といえるでしょう。そんな伝統的な美の世界観をスミスならではの解釈個性にしたのが、このデラックスといえるでしょう。



■エッジのきいた長短針演じる小宇宙
ブラック文字盤に浮き出された極めて美しい造形の長短針。立体的来な形状が文字盤から浮き上がった距離感を強調し、その姿は、複雑で精巧なメカニズムを内包した時計という小宇宙を優雅に演じているかのよう。





■キャンディー塗装のレッド・アロー
スミスのセンターセコンドには定番のレッド・アロー。秒針の先端つく小さな赤い矢印は金メッキの上に施されたクリアー・レッド。光が当たると透明感が増して美しく輝きます。





■3ピースの金メッキ・ケース
このデラックスのケースは金メッキが施されたシンプルでシャープな印象の3ピース式です。真鍮製のベゼルと本体には金メッキが施され、裏蓋は強度と防錆性に優れたステンレス・スチール製が採用されています。巧みなデザインが17石の厚みのあるムーブメントを搭載されているとは思えないスリムな印象を与えています。



■チラネジ付きのトラディショナルな振子
このデラックスのムーブメントには、1950年代らしい、ショックプルーフ機構のない、チラネジ付きの振子が採用されています。その精度は充分に実用的であり、チラネジ付き振子のデザインは機械式時計好きの心を釘付けにするでしょう。





■センターセコンドならではの構造
一見シンプルに思われているセンターセコンド。実は、ベイシックな設計から生まれたスモセコにギアを追加して秒針を、6時の位置からセンターへと移動した、複雑な構造のムーブメントにより実現したデザインだったのです。メカ好きにはたまらない複雑な構造なのが、実はセンターセコンドだったのですね。








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